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田植え

農業従事者の高齢化と後継者不足

  • 日本の農業従事者は、2023年時点で平均年齢68.7歳。65歳以上が約70%を占め、49歳以下はわずか10%【農林水産省データ】。

  • 若年層の新規就農者は減少し続けており、農業の担い手が急速に不足しています。

  • 高齢化により、重労働や選別作業などに対応できない地域も増加。

規格品偏重による流通構造の課題

  • JAやスーパーは「サイズ・形・色・見た目」で農産物の規格を厳格に定めており、流通の多くがこの規格に縛られています。

  • 味や栄養価に問題がなくても、「不揃い」「小ぶり」「色ムラ」などで規格外品として扱われ、出荷できない場合が多数。

  • 規格品偏重は、生産者の手間や負担を増やす一方で、消費者は本質的価値に触れる機会を奪われています。

流通過程で発生する深刻な食品ロス

  • 日本の食品ロスは年間約612万トン。そのうち約328万トンが事業系(流通・小売・外食)で発生【農水省】。

  • 規格外品はその多くが市場に出ることなく廃棄され、生産段階での「見えないロス」が大量に発生しています。

  • 一部の事例では、大根の25%が規格外で廃棄されていたものを、加工品開発により5%まで削減できた成功例も。

HARIORI構想が描く
課題解決のアプローチ

■ 自然栽培 × 自社販売ルートの構築

  • 自然栽培では見た目が不揃いになりがちだが、栄養価や安全性はむしろ高い。

  • HARIORIは、流通の常識に縛られず、自社で「価値を理解してくれる人」に直接届ける仕組み(D2Cモデル)を構築します。

 

■ 規格に縛られない“本質的価値”の提案

  • 「見た目よりも中身」を正しく伝えるマーケティングを強化。

  • インターネット販売の強みを活かし、「気づかないうちに、未来の笑顔に貢献していた」選択肢を提供します。

 

■ サーキュラーエコノミーの実装

  • 規格外品や食品副産物は廃棄せず、加工食品や堆肥化を通じて価値を再生。

  • 生ごみ堆肥化プロジェクトに取り組み、資源を循環させる「小さな循環モデル」を自社内で確立し、地域へと広げていきます。

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